ゲストハウスを春にオープンすべき3つの理由

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  • 3月になりました。今月でわたしがおかみを務めるお宿「シーナと一平」がオープンして1年となります!「シーナと一平」は今話題のリノベーション、ゲストハウス、地域コミュニティとのつながり・・・など、ソーシャルに敏感な方には劇的にフックするキーワードをたくさん持っているお宿と喫茶でございます。とはいえ、オープンから今まで、胸を張って「順調です!」と言える日なんてないくらい、現場はてんやわんやしております。

     

    そんな中、1年経ってしみじみ思うことは、この季節にオープンして本当によかった、ということ。結論から言うと、春にオープンすべき理由は実はたったひとつ。1年で最も稼げる時期だからです。今回はそれに付随する3つのラッキーなことを、あくまで主観でお送りします。

     

    1.黒字でスタートできる(かも?)

    新しいビジネスを始める上でスタートダッシュは大事。立ち上げの疲労困憊している時期に、黒字とはいかなくとも、その先に希望が持てる数字を出せることはチームの士気に関わります。わたしも実際そうでした。(そして悪魔の閑散期5月で打ちのめされました。)

     

    2.最上級に忙しい時期のオペレーションをしょっぱなから体感できる

    3月4月はとにかく毎日毎日いろんなタイプのお客様がいらっしゃいました。ノーゲストの日が来たのは5月になってから。おかげさまでなんども頭の中で思い描いたオペレーションたちの最終調整ができました。初期のゲストたち、練習台にしてごめんなさい!そして1年経てば、様々な季節やお客様を経て受けて立つ、再びの繁忙期。目がギラギラすることでしょう。

     

    3.海外比率が高い

    1年を通してもっとも海外からのゲストが多いのが春(去年だけのデータでいうと夏と年末も)。オープンしたての、足りない英語表記、拙い英語表現をゲストに手伝ってもらえる! 「今月オープンしたばっかりなんです」「あなたがフランスから来た最初のお客様です!」なーんてセリフも、1年前、すごく言っていたなぁ・・・というのは具体的すぎました。正直にいうと、わたしは英語対応に不安がありました。何年も使ってない英語脳をフル稼働させ、なんとか間に合わせてきましたが、最初の時期の海外のゲストとのコミュニケーションで随分と場慣れしました。そしてやっぱり、オープンしたてのゲストさんたちとの思い出は、別格です。お客様に育てていただくってこういうことなんだな、と、それは今でもずっと感じています。

     

    反対に、繁忙期にオープンするデメリットとしてはとにかく余裕がなくなること、でしょうか。オープン前から3月4月と続いた忙しさに、5月6月の対策がすっぽり抜け落ちていたのが去年のいちばんの反省でした。時期に左右されやすい商売とはいえ、選ばれるゲストハウスは、いつだって選ばれている。立地や価格帯、ハード面も重要な勝負どころだからこそ、サービスはもちろん、セールスの打ち方やPRの仕方といった頭の使い方が試されます。

     

    ここまで書いたことはもちろん「シーナと一平」だけの経験で書いています。他のゲストハウスはどうなのでしょう。真逆の「オープンするなら冬だよ!」というご意見も、聞いてみたい。きっと場所によっても、施設のスタイルによっても変わるはず。みんな同じじゃつまらないですもんね。

     

    さて、2年目はどんな春になるのでしょう。続きは、直接お泊りいただければお伝えします!

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    EMOYAN

    EMOYAN

    豊島区で、おかみやってます。 拠点はお宿+ミシンカフェ「シーナと一平」とコワーキングスペースco-ba Ikebukuroのふたつ。 コミュニティマネージメントと宿の管理を生業としています。

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